頌栄女子学院中学の帰国枠3教科入試の導入 ~ 白百合中学などを帰国枠受験する帰国生が受験しやすくなります
頌栄女子学院中学の帰国子女枠3教科入試は、白百合学園中学などを帰国子女枠で受験する帰国生が受験しやすくなります。
帰国子女枠入試専門コンサルタントの齊藤です。
穎明館中学の、2023年度帰国子女枠入試が、1月5日(木)に行われます。
・出願期間: 12月1日(木)~17日(土)
・選考方法: 国算(各50分 各100点満点)、面接試験(10分程度 日本語か英語を選択)
穎明館中学は、2018年度から、1月に帰国枠入試を行うようになりました。
面接試験では、受験生に自己PRを行ってもらうそうです。
日本語と英語のどちらかを選択することになりますが、英語を選択した方が良いそうですよ。^^
さて今回は、頌栄女子学院中学の帰国子女枠入試についてお伝えします。
先日、頌栄女子学院中学の帰国子女枠入試が2023年度から変わることについて、記事を書きました。
・英語入試試験科目(現地校生・インター生向け): 英語で合計100点満点
・3教科入試試験科目(現地校生・インター生・日本人学校生向け): 国算と英語で合計200点満点
1、日本人学校生も頌栄の帰国子女枠入試を受験できるようになったこと
2、従来の英語入試に加えて、国算英の3教科入試が新設されたこと
この2点が変更点です。
頌栄の帰国子女枠入試の英語試験の特徴です。
・3教科入試の英語試験と英会話面接試験は現地校生・インター生向けの試験と同じ内容
・頌栄の英語入試は英検2級から準1級レベルの難易度
3教科入試の英語の難易度が下がらないのであれば、日本人学校生にとってはイマイチメリットが感じられないかもしれませんよね。
そこで、頌栄女子学院中学の帰国子女枠3教科入試のメリットをお伝えします。
・3教科入試の英語の点数が低くても、国算で得点できると合格できる
・3教科入試の国算の問題は、一般入試よりも基本問題が中心となる
上記について補足説明をします。
3教科入試は、非英語圏(アジア圏など)からの受験生の割合が高くなっているため、それに対応すべく考えたそうです。
「今後は、日本人学校生とアジア圏などのインター生を広く受け入れたい」と、入試担当の先生がおっしゃっていました。
そのため、英語試験の点数が低くても国算で得点できれば、合格できるそうです。
では、その合格ボーダーラインとはどのぐらいの点数なのでしょうか。
英語1教科入試でのボーダーは7割と、おっしゃっていました。
・英語入試合格ボーダーライン: (7割)70/100点
・3教科入試合格ボーダーライン: (7割と仮定する)140/200点
オンライン説明会では3教科入試の合格ボーダーラインを明言されていませんでしたが、英語1教科型のボーダーと同じ7割と仮定します。
・国算合計: 80/100点+英語60/100点=140/200点
・国算合計: 90/100点+英語50/100点=140/200点
英語入試では合格ボーダーの7割に到達できない恐れのある受験生が3教科入試を選択することになりますから、たとえば、上記のような点数配分になりますよね。
3教科型の合格ボーダーが7割以上になると、「3教科入試の英語の点数が低くても、国算で得点できると合格できる」が、実現不可能になります。
ですから、合格ボーダーの上限はやはり7割ぐらいになると、私は思います。
そうすると、国算で8割~9割の高得点を取れるかどうかがカギとなります。
実は、3教科入試の国算のサンプル問題も学校のHPにアップされています。(15ページから)
確認してみましょう。
3教科入試の国算は、一般入試よりも基本問題が中心になります。
このサンプル問題で8~9割の高得点が可能なのでれば、英語が5~6割でも合格を狙えますよね。
たとえば、白百合学園中学の帰国枠入試を第一志望にしている国算英を頑張っている帰国生のみなさんは、頌栄女学院の3教科入試を受験しやすいと思います。
頌栄を受験するみなさん、勉強を頑張ってくださいね。
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