頌栄女子学院中学の2023年度帰国子女枠入試の変更点 ~ 日本人学校生も受験できるようになります

頌栄女子学院中学の帰国子女枠入試は、2023年度から日本人学校生も受験できるようになります。

帰国子女枠入試専門コンサルタントの齊藤です。

江戸川女子中学の、2023年度帰国子女枠入試が、11月23日(水)に行われます。

・出願期間: 11月1日(火)~22日(火)

・帰国生英語特化型入試: Reading, Grammar & Vocabulary(50分 100点満点)、Listening & Writing(50分 100点満点)、個人面接(日本語と英語 約10分)

※英語試験難易度は英検2級程度

※合格の目安は200点満点で130点(65%)前後

・帰国生基礎学力型入試(2教科): 国算(各45分間 各100点満点)

・帰国生基礎学力型入試(3教科): 国算英(各45分間 各100点満点)

※英語試験難易度は英検3級程度

※2教科受験生は2科目の合計点で判定、3教科受験生は得点の高い2科目の合計点で判定

※合格の目安は2科合計160点(80%)

現地校生・インター生と日本人学校生向けの試験を準備してくれていますので、受験しやすいのです。

また、江戸川女子中学の帰国枠入試では、英検による加算措置があります。

・英検2級以上、TOEIC450点以上: 20点加算

英検2級であれば、日本人学校生も取得できますよね。

江戸川女子を受験するみなさん、勉強をがんばってくださいね。

さて今回は、頌栄女子学院中学の帰国子女枠入試について、お伝えします。

頌栄女子学院中学では、現地校生・インター生対象に、30年以上も英語1科目型の帰国子女枠入試を行っています。

英語力が一定以上ある帰国生にとっては、準備がしやすいので助かりますよね。

その頌栄女子学院の帰国子女枠入試が、2023年度入試から大幅に変わります。

2022年7月29日(金)に開催された、インターエデュ帰国生入試オンライン説明会で得られた情報をお伝えしますね。

2023年度募集要項を確認してみましょう。

まず、受験資格です。

・2023年3月に小学校を卒業見込の者(現地校から出願の場合、日本の学齢で同等の資格を有する者)で、保護者の転勤に伴う海外在住が1年以上の者

・(東京私立中高協会申し合わせ)原則として帰国後3年以内である者

変更点は2つあります。

2023年度帰国子女枠入試の出願資格

1、海外在住期間が1年以上であること

2、在留国による制限や現地の在籍校による制限はない

2022年度までの帰国子女枠入試の出願資格

1、海外在住期間が2年以上であること

2、英語圏の現地校に在籍した帰国生、英語圏でない場合は2年以上現地のインターナショナルスクール、アメリカン・ブリテッシュスクール等(英語で授業が行われている学校)

つまり、日本人学校生も、頌栄の帰国子女枠入試を受験できるようになったということです。

この受験資格の変更によって、別の試験方式が新設されました。

・試験日: 12月10日(土)

・Web出願期間: 11月7日(月)~25日(金)

・英語入試試験科目(現地校生・インター生向け): 英語ⅠとⅡで合計100点満点

1、 英語Ⅰ(Writing Task×2 40分 40点満点)

※Writing Taskは、Argument EssayとPersonal Essayの2つ

2、英語Ⅱ(Reading Comprehension 、Grammar & Vocabulary 40分 60点満点)

3、日本語作文(20分)

4、受験生英会話面接試験(5分程度)

5、親子面接試験(日本語 10分程度)

・3教科入試試験科目(現地校生・インター生・日本人学校生向け): 国算と英語ⅠとⅡで合計200点満点

1、国語(40分 50点満点)

2、算数(40分 50点満点)

3、英語Ⅰ(Writing Task×2 40分 40点満点)

※Writing Taskは、Argument EssayとPersonal Essayの2つ

4、英語Ⅱ(Reading Comprehension 、Grammar & Vocabulary 40分 60点満点)

5、日本語作文(20分)

6、受験生英会話面接試験(5分程度)

7、親子面接試験(日本語 10分程度)

日本人学校生も受験できるように、国算英の3教科入試が新設されました。

3教科入試の英語試験と英会話面接試験は、現地校生・インター生向けの試験と同じ内容にするそうです。

英語型入試のArgument Essayの対策方法について
英語入試のGrammar&Vocabularyの対策方法について

上記を参考にしてみてください。

ところで、3教科入試の英語試験が、現地校生・インター生の英語試験とまったく同じならば、メリットがイマイチ感じられないかもしれません。

頌栄の英語入試は英検2級から準1級レベルの内容なので、日本人学校生には正直キビシイですよね。

そこで、こちらで頌栄女子学院中学の帰国子女枠3教科入試のメリットについてお伝えしています。

頌栄を受験するみなさん、勉強を頑張ってくださいね。

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