頌栄女子学院の帰国枠入試対策に役立つ、ケンブリッジ大学出版局の教材
Cambridge University PressのEnglish Phrasal Verbs in Use Intermediate Bookは、頌栄女子学院中学の帰国枠入試対策に役立ちます。
帰国子女枠入試専門コンサルタントの齊藤です。
田園調布学園中学高校の、帰国子女枠編入試験は、随時、行われています。
まず、出願資格です。
・保護者の転勤に伴った海外在住が原則1年以上であり、現地の学校・国際学校・日本人学校の相当学年に在籍中で帰国予定、または帰国直後の女子であること
・編入学の学年が、「中等部1年生から中等部3年生8月まで」または、「高等部1年生から高等部2年生8月まで」であること
次に、試験科目です。
・国数英(各50分 各100点満点)、親子面接試験(10~15分程度)
急な本帰国が決まった場合、随時対応してくれるのは助かりますよね。
田園調布学園の帰国枠編入試験の詳細は、学校に直接連絡をされると良いですよ。^^
さて今回は、頌栄女子学院中学の帰国枠入試の大問3のGrammar&Vocabulary対策についてお伝えします。
頌栄女子学院中学の帰国枠入試では、3種類の英語試験を行います。
1、Writing Task: 英語エッセイ 40分 40点満点
2、Reading, Comprehension, Grammar&Vocabulary: 長文読解と英文法と語彙問題 40分 60点満点
3、Speaking: 英語面接 5~10分
補足します。
Writing Taskでは、制限時間40分以内に、フィクションとノンフィクションのエッセイ2つを書きあげます。
Reading, Comprehension, Grammar&Vocabularyでは、同じく40分以内に、長文読解30点と英文法語彙問題30点を解きます。
Grammar&Vocabularyでは、主に、英検準2級~2級レベルの英文法、英単語、英熟語が出題されます。
・問題A: 選択肢1と選択肢2から単語を選び、文脈に合う英熟語を作る
・問題B: 4択の中から正しい答えを選ぶ ※正しい英文法を選択する問題
・問題C: 3択の中から文中の単語と同じ意味の英単語を選ぶ
英検準1級レベルの内容も出題されていますが、わずかです。
ですから、準2級から2級レベルの英文法、英単語、英熟語を覚えておけば、Grammar&Vocabularyでハイスコアを狙うことができます。^^
頌栄の帰国枠入試は、Writing Taskの英語エッセイが難しいので、Grammar&Vocabularyで点数を稼いでおきたいですよね。
そこで、Grammar&Vocabularyの問題Aに役立つ教材を紹介いたします。
English Phrasal Verbs in Use Intermediate Book with Answers
Cambridge University Pressの、phrasal verbs(句動詞)の教材です。
頌栄の帰国枠入試内容は非公開ですが、サンプル問題をもらうことができます。
そのサンプル問題から、出題傾向や難易度を推測できます。
サンプル問題のGrammar&VocabularyのA問題の中に登場するphrasal verbsは、以下の10個です。
・go out
・call off
・let off
・take after
・make up for
・clear up
・bring up
・take up
・get in
・put on
上記10個のうち、9個の解説が記載されていました。
※残り1つは、English Phrasal Verbs in Use Advanced Book with Answersで説明されていました。
ですから、この教材は頌栄のphrasal verbs対策としてちょうど良いと思います。
句動詞の“let off”を使って、確認してみましょう。
1、テキストの最後にある“mini dictionary”で意味を説明
let off sb or let sb off
to not punish someone who has committed a crime or done something wrong, or to not punish someone severely
説明はすべて英語なので、現地校生・インター生にとって使いやすいと思います。
2、テーマに基づいてphrasal verbsを学ぶ
67 crimeに関するphrasal verbs(見開き左)
・beat up sb or beat sb up
・break into sth
・break out
・walk off with sth
・hold up sth/sb or hold sth/sb up
・tip off sb or tip sb off
・put sb up to sth
・take in sb or take sb in
・lead on sb or lead sb on
・let off sb or let sb off
・lean on sb
・are or get mixed up in sth
左ページには、ある基本動詞、またはテーマに基づいたphrasal verbsが登場します。
67 crimeに関するphrasal verbsを使った練習問題
67.2 Describe what each speaker is doing using one of the phrasal verbs from the opposite page.
(2)
問題: As this is your first offence, we shall not spend you to prison this time.
解答: The judge is letting a criminal off. Or The judge is letting off a criminal.
右ページでは、左ページのphrasal verbsを実際に使って、問題を解きます。
説明と問題がセットになっているので、自宅学習に適していると思います。
新型コロナウイルスの影響で、帰国生のみなさんは在宅時間が長くなっていると思います。
この時間をつかって、頌栄女学院の帰国枠入試対策に取り組んでくださいね。^^
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